不倫慰謝料 [事例4]

不貞相手の配偶者から慰謝料500万円請求⇒交渉で300万円に減額

30代男性
立場慰謝料請求額
慰謝料を請求された側 500万円 ⇒ 300万円
(頭金200万円、残り100万円は20万円ずつ分割)

背景

既婚者であるAさんは、会社の部下である女性(既婚者)と数回不貞行為に及んでしまいました。
そのことが不貞相手の夫に発覚し、ある日突然、不貞相手の夫の代理人弁護士から電話がかかってきました。代理人弁護士の事務所に呼び出されたAさんは、Aさんと不貞相手がホテルに出入りするところを撮影した調査会社の写真があると告げられ、不貞の事実を問いただされました。そして、観念したAさんが不貞の事実を認めたところ、慰謝料として500万円を一括で支払うよう請求されてしまいました。
Aさんにとって500万円の一括払いは難しく、対応に困ってしまったAさんは、慰謝料の減額ができないかと当事務所にご相談にいらっしゃいました。

対応

Aさんは、不貞の事実を認め、その点につき争うつもりはありませんでしたので、Aさんからご依頼を受けてすぐに減額交渉に入りました。
相手方は減額には容易に応じてくれませんでしたが、交渉をした感触から相手方も訴訟を提起することには積極的ではないと感じられましたので、粘り強く交渉を続けていきました。

結果

何度も交渉を重ねた結果、最終的に、「当初の請求金額である500万円から200万円減額した300万円を支払う」、「300万円のうち頭金として200万円を一括で支払い、残りの100万円は20万円ずつの分割払いとする」という内容で、合意に至ることができました。
当初の請求金額よりも大幅に減額することができ、Aさんには喜んでいただけました。

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