交通事故 [事例16]

40代会社員、後遺障害11級にて1000万円超獲得

40代男性
主な症状損害賠償額
舟状骨骨折、鎖骨骨折、外傷性くも膜下出血 1070万円

背景

信号のない十字路にて、Aさんが優先道路を自転車で走行中、交差する非優先道路側から出てきた加害車両に側面を衝突された事故です。

Aさんは、保険会社から治療費打ち切りの打診を受けていたので、これを引き延ばしたいというご意向でご相談にいらっしゃいました。

対応

かなりの重傷案件について、打ち切り直前からのご依頼です。

打ち切りについて粘り強い交渉の結果、若干ですが延長が図られました。ただ、医師の意見ではさらに続けるべきとのことでしたので、労災を使ってしばらく通院しました。
可動域制限があったので、症状固定の時期を図りつつ、後遺障害申請をした結果、併合11級を獲得しました。

それを元に交渉したところ、相手方保険会社は、当初は神経症状でもないのに逸失利益の労働能力喪失期間を神経症状程度に制限してきました。それは不当であるとの交渉を粘り強く進め、さらに慰謝料についても交渉していきました。

結果

治療延長は成功し、逸失利益は請求額の満額、慰謝料は弁護士基準の95%、最終受領金額1000万円を超える金額を獲得できました。

損保としては、ある程度の金額を出せば普通であれば納得すると思っているのでしょうが、適切な法的知識を元に交渉していかないと、正当な金額を得ることが出来ず、損をしてしまいます。

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